「私、清掃の仕事してますけど?」を読んで
惨めに感じることはある。
社会人になった早々感じる。
大切に育てられてきたけれど、私の触れている社会は結婚だ子どもだと言い、私の作りかけの麦わら帽子には興味なんてない。
最初は悲しいと思った。
子どもを作るマシンでしかないなら、セックスなんてしたくないと思った。はるなって、誰だったっけって、考えることもある。
でも、もう全てやめて、草食って生きるか?とはならなかった。やっぱり、社会の中に首を突っ込んででも、生きる分だけお金を持って、自由だなあと思う時を得ていたい。
お金を使わずに楽しめることは無限大にあるけれど、お金があるから楽しくて楽ちんなこともある。
どんなことにもグッドなこととバッドなこと、いつだって捉え方次第。
ぼーっとする時間を私は貪欲に求めている。
麦わら帽子を編み、棚を植え、本を読み、糸を縫い、アニメを見て、気付いたら夕方。原付で夕日の中をなんとなく走る。その毎日。
しばらく続いていく、私の夢。
私が大切にしてあげよう。