仕事ってどうして緊張するんだろう

仕事って、緊張する。

使えなかったら、切られちゃうし、使えないって、ずっと思われてそうだから。

 

いてもいい、って感じられる空間を自分で作れるのは、やっぱり家庭とか個人の趣味とかだから、そちらを大切にしつつ、コツコツやっていこう。

 

どんなに先を考えても、自分にできるのは、

コツコツしかないな〜。努力というやつ!

コンビニ人間を読んで

コンビニ人間を読んで私は、すこし安堵を感じました。

この話は、社会や身内から、お前は異物だと言われても、異物であり続ける選択をした女性のお話です。異物、異形、それが自分にとってはミネラルなのだとこんなにも清々しく描いてくれた作品がある。それだけで安心して生きていける気がしました。

 

私のブログなので、私の話を書きますが、

大学生の頃、初めてしたバイトは中華料理店。大きく、高級寄りのお店だったのもあり、宴会場が大きく、冬はいわゆるチームワークや連携プレイが重要視される仕事でした。アルバイト自体が初めてで、要領も分からず、ただ日々身をその場に運ぶなかで、「攻略」した感覚を覚えた日がありました。

 

その日から「仕事を行う」ことに対して、一つの歯車になった喜びがありました。それは何の仕事を始める時も同じで、キタ、と思えるまで没頭するのが好き。でも人間関係では、あまり上手くいかず、切られる前にこちらから切ってしまう。ずっとそんな生き方。

 

ようやく就職をしますが、人と話すことが辛くなってしまうことと、連携や攻略に喜びを感じるあたりから、作業職を選びました。これが吉と出るか、凶と出るかは分かりません。でも経験上、ここがいい気がしている。

 

23歳、職歴サービス業だらけ、大学中退。

逃げて逃げて、たくさん逃げてきたけど、ずっとずっと今は楽しい。

 

異物、異形だと思うけど、異形のまま、心地いい型を選ぶのも、やっぱり不自然じゃないよね、と思った。

 

すずめの戸締まり見てきたよ。

すーずめっ♪を見てきました。
あの猫ちゃんの声が好きすぎて家に帰ってから練習していたら、もういいから、と呆れられました、はるなです🐈


ささやかな生活に目を向け続けるって、めっちゃ難しいよね。それがマジのガチの感想で、その話をどこにすればいいのか分かんなかったので、ブログに書きました。観てないのに話されても困るよね。

 

最近、自分の時間を意識的に取るようにしました。それで今回1人で映画に行ってきました。
なんか、心置きなく観れた気がします。誰がどんな反応するかとか、ここで泣かなきゃとか、一切無くて、本当に楽しかった。

 

わたし今、短時間しか働いてないので、正直このままだとお金なくなっちゃうんだけど、焦ってもすぐ辞めそうな場所しか見つかんないし、でも時間ばかりがあるので、メリハリがなくなっちゃう。

 

だから、ほんのちょっと、区切って考えられるかな、なんて思ってます。

 

あーあ。明日から、何して生きていこう。

今日、楽しかったなあ。

はるなの気持ち

お久しぶりに、はるなの気持ちを書きたくなった。

わたしには、自分の気持ちをペラペラと、恐れなく話せる人が少ない。少数の話せる人がいるだけで奇跡なんだけれど、毎回その人に話して整理するのは申し訳ない。はるなはるな、はるなが話したがっている。

 

はるなは、今、少しさみしい。

一年間働いた職場の近くに寄ったので、少しだけ顔を出したが、もともと勝手に人間関係に苦手意識を抱えやすいため、うまく話せなかった。『業務』があったからつながっていたのだ。仕事を通して人とは話せるけれど、それ以上はない。さみしくなったが、同時に一つ捨てれた気持ちになった。

 

はるなは、今、楽しい。

朝、天気の分かる場所で体を動かす仕事をする。生きている気持ちになる。人とは最低限の会話だけれど、変なプレッシャーはない。なんなら時々、お菓子をもらったり、ちょっとラッキーなこともあったりする。午後はホカホカになった体が心地いい。夕方に自分自身の仕事をする。土に触れて、夕日を見る。猫と寝る。楽しい。

 

はるなは、今、焦りがある。

楽しいのだが、焦るのだ。自分自身の仕事が、なんになるのか。投げ出して、頼まれ仕事をしたほうがいいんじゃないか。価値が揺らぐ。わたしの価値は、まだ、数字にはなっていない。揺らぐ。もっと速く、もっと先へ。肩を揺さぶる、効率化の現代。

 

まだ一ヶ月、新しい形態で生活し始めて一ヶ月なんだ。もう少し、踏ん張ってみよう。と、はるなは思った。

 

分かりきった世界は、どこかにあるんだろうか。
分かりきった世界を、抜け出したつもりだったが。
分かりきった世界を、求めてしまう。

 

めんどくせいですね。めんどくセーい。

 

小さく傷ついて、ちょっと泣く。

すなお、しょうじきなそのまんま。

それは大事だと相方が言う。

 

今日少し露頭に迷った。

小さなラッキーが見つかった。

地味な個性

部屋の模様替えをして、すこしだけ暖かくしたら、過ごし方が変わった。聴いてみたかった長めのラジオをつけて、ねこを膝に乗せながら、絵を描いていた。二日前に暖房器具をわたしの部屋に置いたらどうかと提案してきたのは相方で、でもリビングでもどうにかなっているし、と一度だけ断ってはみた。断ってはみたものの、どうにも引っかかった。一度引っかかると、もう無理だ。やってみるしかない。

 

ファンヒーターとこたつ布団を買った。わたしの出費は合計1マン。一度揃えてしまえはしばらくない出費も、正直なかなか悲しかった。でも引っかかったのだから、やるしかなくて、そこから先にはこの冬進めないことになる。というくらい、『やったらたのしいかもしれん』というソレを進めてみることに、わたしは重点を置いているのだな…と気づく。

 

買うと決めた時にも、うんうんと頭を悩ませながら買おうとするわたしをみて、やめておく?と聞く相方に、『やってみないと分からないことが出てきて、やらなくても別によかったな、と思うのはやった後じゃないと分からないから、やる!』と3回くらい語った。言い訳にも近いこの地味なこだわり。これを個性と呼んでいいのなら、呼びたい。

 

今日、来年の抱負はどうしようか〜と、まだ今年の振り返りもしてないのに相方と話した。去年はわたしは『流れ』で相方は『飛ぶ』だった。自分にはどうしようもできない空気の流れとか、運命とか、貰い物とか、あるもんね〜って自覚していくのが目標だった。あるもんね〜を自覚する中で、どうしようもないけど腹が立つことには散々怒った後でアイスを食べるようにした。どうしようもない世界でどうにかできるスペース(部屋)を持つ大切さを学んだ。3秒後には爆笑している涙の日もある。いっぱい発見した。それと、相方はわたしが思いつきもしない領域でだいぶ飛んでいるので、多分達成し続けている。笑

 

それを踏まえて思うのは、どうしようもないことだらけの世界で、自分はどうしていたいのか、もう少し深めたいということ。長い分でいうとわかりずらいなあ。さっきの言葉で言うなら、『個性』を知りたい。

 

服も好き。特にワンピースが好き。ラジオも好き。特に霜降り明星が好き。ライトはオレンジが好き。ネコもネコグッズも好き。コップも好き。ドライブの好き。アニメも好き。あまい物が好き。クレープが好き。その中の生クリームが好き。コーヒーも好き。特にモカが好き。たっくさん、堂々と好きだと思えるものが増えて、いい時間を過ごしてきたんだなあ、って感じる。本当にありがたい。そのひとつひとつ、いろんなものに心動かされるわたしのことを知りたい。2022は、そんな年にしよう、ときっと口にするんだろうと思う。

 

何にも好きなことがない、と口にしていた時のことを忘れるほどに、時間が経ったのか夢中だったのかは分からないけれど、ちょっとだけ安心して眠れそう。おやすみなさい。

宮崎

今日、ほんとに楽しかった。

非日常的なことをしたい、宮崎いこう!と昨日の夜に決めて、ほんとに飛び出していってきた。

 

地元を巡って、ご飯を食べて、長距離ドライブ。たっくさん、地元の話をした。

 

行きたかったコーヒー屋さんに行ったら、もう泊まって帰ることはできないと思っていた地元に激安ゲストハウスができていることをチラシで知った。帰れる。わたしのつながりを、わたしから作っていける気がした。

 

地元に帰りたいとは、時々思う。でも、人に会いたくて帰りたいのは、新しい実家の方。何気なく景色を見て、ため息を吐いて生きていたいのは、地元の方。

 

チキン南蛮と大好きなお寿司屋さんに彼を連れていった。アホみたいに食べた。楽しかった。

 

また、行きましょう。

たのしかった。

死んでたキツネ

 

 


今日、ネコが死んでた。

今日、車が事故してた。

 


飛び散ったガラスで、

死んだキツネを思い出した。

 


家の前の道路でひとり

死んでたおっきいおっきいキツネ。

 


小学生の頃だったか、

わたしは母に呼ばれて走り、

ぎょろっと目を開けて、横たわる

おっきいおっきいキツネを見ていた。

 


死体がたしかにそこにある。

だけどこわくもかなしくもない。

 


こいつが動いていた時を、

こいつが山を駆け一息吐く時を、

わたしは何も知らないから

そこにあるのはただのキツネで、

図鑑以外で知れたのは

おっきなおっきなバイクくらい

おっきいということだけでした。